ヒラマサ(ヒラソ)やブリ(ハマチ)・カンパチといった大型の青物は、海の中を高速で泳ぎ回る回遊魚で、泳ぐのに適した紡鐘型の体型をしていて、食味の良い魚です。
特に、お刺身や照り焼きなどに調理すると美味しい魚ですが、煮物や揚げ物など色々な調理法が可能です。
釣り人は、大きなヒラマサやブリが釣れると喜びますが、5kgくらいまでが食べ頃です。
超大型のヒラマサやブリを大量に生食で食べると「シガテラ中毒」をおこしやすくなります。
大きな魚なので、一見すると難しそうですが、アジなど一般的な魚と捌く手順はさほど変わらないので、アジなどの魚が捌ければ簡単に捌くことが出来ますよ!
今回は、ヒラマサを3枚おろしにしましたが、同様の体型をしているブリ(ハマチ)・カンパチなどの捌き方も同じやり方で行います。
ハマチやブリは養殖された魚が多く出回っていますが、ヒラマサはハマチやブリと違って、それほど養殖は盛んに行われていません。
天然のヒラマサは、ブリなどと違って脂は少なめのさっぱりとした味わいなので、今回は、あえて脂が多い腹身側の身をお刺身にしてみました!
お刺身にする際に、すき取った腹骨周辺の身と頭から切り分けたカマを塩焼きにしました。
どちらも、脂が乗ったとても美味しい部分なのでシンプルな塩焼きがとても良く合います。
見た目は良く有りませんが、食味は最高で、お酒のお供に最適な一品です!
ブリ(ハマチ)・ヒラマサ・カンパチなどの大型の青物は強烈な引きで釣り人を魅了している人気の魚です!
最近、は金属製の「メタルジグ」と呼ばれるルアーを使用した「ジギング」と言われる釣り方で、青物が釣られています。
釣り上げた「小アジ」などの生き餌を使った「泳がせ釣り」も根強いファンがいる釣り方です。