サワラは魚に春と書いて鰆(サワラ)と呼び、春が旬のイメージが有りますが、釣りで良く釣れるのは、夏の終わり頃から年明け頃までです。
サゴシ(地方によって呼び名が変わることも有ります)と呼ばれる、4~50㎝くらいまでの大きさの小型のサワラが沿岸や沖で釣れ始めます。
群れに当たると、簡単に釣れることも有ります。
冬が近づいてくると、サイズも大きくなり、身に脂ものってくるので、お刺身で美味しく食べれるようになってきます。
新鮮なサワラは、お刺身で食べると美味しいですが、サワラはブリなどと違い、生け簀の中のような狭いスペースでは、養殖出来ないので、天然物しか流通しないので、釣り人くらいしか、中々、新鮮なサワラのお刺身を口にするのは、難しいです。
塩焼き、照り焼きや、味噌漬け、粕付けなどの焼き物で食べるのが、サワラ料理の主流で、いずれも美味しいですよ!
サワラは、体の表面に鱗が無く、身や骨も硬くないので、3枚おろしが、簡単に出来る出来、3枚おろしの入門にうってつけの魚です。
サゴシ(40㎝前後)程度の大きさなら、初めての方でも、苦労することなく3枚おろしが出来ると思います。
サワラは鮮度落ちが早い為、中々、お刺身などでは食べれませんが、釣りたてのサワラはお刺身などで食べることが出来ます。
青魚にしては、脂も少なく、身が柔らかい魚です。
タタキにすると、皮を身の間の脂が残るので、甘味が有って美味しくいただけます。
サワラは、秋から冬にかけて群れで沿岸に回遊してきます。
ルアー釣りの人気ターゲットで、ショア(陸上)だけでなく、遊漁船からも狙うことが出来ます。