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苅田町
芦屋町・岡垣町
山陰側でも釣れたことは有るんですが、まだまだ狙って釣れるほどの実績は有りません。
昼間に釣れることはほとんど無く、夜釣りでの釣りがメインとなります。
照明周辺に小魚が群れて居ると、それをタチウオが追って来ていることが有ります。
下関周辺では、6~7月頃から4~50cmのタチウオが釣れ始め、9月に入った頃から本格的なシーズンに入り、10~11月頃まで釣れています。
ただ、タチウオ専門で狙っている人は少ないようで、シーバス狙いのルアーに釣れたり、投げ釣りで外道として釣れたりしています。
タチウオは、暖海性の魚で、東北以南の沿岸部の水深50~100m前後の砂泥底近くに群れを作って生息しています。
「太刀魚」と書くように、太刀のように細長い銀白色の魚で、口は大きく、下アゴは上アゴよりも前方に突き出して、鋭い歯が並んでいます。(タチオウの名前の由来には、立ったまま泳ぐので「立ち魚」と呼ぶ説も有ります)
鋭い歯を持ち、夜間には海面近くまで浮上して、イワシやアジなどの小魚やイカなどを捕食しています。
体長は最大で1.5mを超える者もいますが、釣りの対象になるのは、70cm~120cmクラスまでです。
産卵は10~1月頃に行われます。
瀬戸内など、秋から冬にかけての時期にタチウオ釣りが盛んな地域では、タチウオテンヤなどを使った、キビナゴやアジなどを餌にした釣り方が盛んですが、関門周辺あまり餌釣りで狙っている人は居ないような状況です。
タチウオは、小魚を餌にしているフィシュイーターだけあって、ルアーにもよく反応する魚です。しかし、余り捕食するのが上手な魚ではないので、昼間の中層から底層狙いの時は別として、夜間狙う場合は、ゆっくりと誘わないとなかなか釣れません。昼間はメタルジグやワインド等で中層を、夜間は餌を求めて表層付近にやって来るので、表層から中層をゆっくりと狙うといいと思います。
餌釣りは、タチウオテンヤを使った曳釣りで、ルアーと同じ要領で、キャストした後、底どり又は中層付近まで沈めた後、ゆっくりと誘いを入れながら、リールを巻いていきます。タチウオにアピールしやすくするため、ケミホタルなどの発行体を仕掛けに付けると集魚効果が有ります。
夜釣りの場合は、タチウオテンヤの上に、電気ウキを付けると、仕掛けがゆっくりと漂うので、捕食が上手くないタチウオに有効な時が有ります。
ルアーの場合は、ほとんど向こう合わせになることが多いです。餌釣りの場合は、しっかりとタチウオが餌を捕食出来るように、すぐに合わせずに、しっかりと待った方が針掛かりしやすいと思います。
ルアーでタチウオを狙う場合は、シーバスロッドやエギングロッド・ライトショアジギングロッドなどの使用できるルアー重量が20~30g位までのものが代用できます。
シーズン初期のタチウオが小型の時期は、強めのアジング・メバリングロッドでタチウオの引きが楽しめますが、タチウオ以外にシーバスが掛かることも有るので、シーバスロッド等を代用した方が安心です。
ルアーでもワインドを中心にタチウオを狙う方は、ワインド専用のロッドが各メーカーから販売されています。
リールは2500番~3000番程度の大きさのものがいいと思います。
ラインは、PE1号前後でいいと思います。
リーダーは20ポンド前後で、余り太過ぎると食いが悪くなるので、タチウオの鋭い歯で切られないように、釣れているタチウオの大きさに合わせて調整してください。
基本、ルアーでタチウオを狙う場合は、夜間にタチウオが捕食の為に、水面近くに浮いた時を狙うので、ミノーやバイブレーション系・ジグヘッド+ワームの使用がメインになります。
喰い気が有るタチウオを探すため、表層から狙い始め、中層辺りまでを釣っていきます
。
昼間にタチウオを狙う場合は、海底付近が中心になるので、メタルジグやメタルバイブ
・重めのジグヘッド+ワームなどを使用し、一旦底どりした後、中層付近までを探っていきます。
何度か関門エリアで昼間に投げ釣りをしている人に、タチウオが釣れているのを見たことが有るので、昼間は底付近にタチウオが居ると思うので、海底付近中心の釣りが基本だと思います。
タチウオテンヤの曳釣りの場合は、基本的には、ルアーでタチウオを狙う場合のタックルでいいと思います。釣り方も、ルアー同様、タチウオテンヤを投げた後、ゆっくりと巻いてきたり、アクションを付けながらテンヤを動かすので、ルアー用のタックルが軽くて使いやすいと思います。
ウキ釣りで狙う場合は、磯竿の2号程度の強さで、長さ4~5m位の竿でリールは3000番前後がいいと思います。
曳釣り・ウキ釣り共に、テンヤや餌の近くにケミホタルなどの発行体を取り付けると、タチウオをおびき寄せる、集魚効果が有ります。テンヤに取り付けられるテンヤ専用の発行体も有ります。
冷凍のアジやキビナゴなどを使用します。
ウキ釣りの場合、現地で生きたアジを釣って、泳がせ釣りで狙ってもいいです。