1年中、狙うことが出来ます。
特に、夏から秋にかけては、各地の漁港や堤防などに、小アジが群れで寄って来ているので、初心者や家族連れでも簡単に釣ることが出来ます。
中アジ~大アジは海水温は下がり始めた秋~冬にかけてが狙い目です。
サバは6月頃から、10cm程度のサイズの小サバが、小アジ釣りのサビキにアジに交じって釣れ始めます。この時期に小サバを専門に狙っている人は少ないと思いますが、秋になると、堤防でも20~25cm程度のサバが釣れるようになってきます。アジ釣りを専門にしている釣り人からは外道扱いされていますが、アジよりも引きは強くて、その引きを楽しむことが出来ます。
アジは、比較的簡単に釣ることが出来る魚です。特に初夏から秋に掛けては、豆アジ・小アジが沿岸に群れでやって来るので、初心者や家族連れでも、手軽に釣ることが出来ます。
誰でも手軽に釣れるのが、網かごを使ったサビキ仕掛けです。足元から水深が有る場所なら、サビキ仕掛けの下におもり付きの網かごを取り付けて、網かごの中に撒き餌のアミエビを入れて、下に落とすだけで簡単に釣れます。この時期なら、多くの人がサビキ仕掛けでアジを釣っていますので、そんな場所で、釣ればアジの姿を見ることが出来ると思います。
場所により、足元の水深が無かったり、近くまでアジが寄って来ていない場合が有ります。そんな時は、網かごをつけたサビキ仕掛けの上に、ウキを取り付けて、投げて釣ります。アジが掛かった時の当たりはウキが沈む場合も有りますが、ウキが沈まずに「プルプル」と震えたり、立っていたウキが横に倒れたりすることが有るので、そんな時もアジが掛かっています。
サビキ仕掛けは、多くの針が付いているので、誰でも簡単に多くのアジを釣ることが出来ますが、魚を釣り上げた時に、サビキ仕掛けをまっすぐに「ピン」と張った状態にしていないと、仕掛けがもつれてしまうので、仕掛けがもつれない様に、気を付けてくださいね!
1度に多くのアジを釣ることは出来ませんが、ウキ釣り(ふかせ釣り)でアジを釣ることも出来ます。オキアミなどの餌を付けて、撒き餌を撒いて、アジを近くに寄せて釣ります
。サビキにスレてしまったアジや、型のいいアジを狙う時には、有効です。サビキと違い針が1本だけでも釣りが出来るので、仕掛けをもつらせてしまう、子供さんや家族連れの釣りにも向いていると思います。
簡単に釣れそうですが、意外とウキが沈んだ時の合わせのタイミングが合わないと釣れないので、数は多く釣れませんが、針掛かりさせる面白さが有ります。
アジは、ルアー釣りの入門にも最適な魚です!!アジが居る場所さえ見つければ、それほど難しいテクニックが無くても、アジはルアーに喰いついてくれます。10cm程度の豆アジでも、小型のジグヘッドとワームで狙うことが可能です!!
狙い易いのは、夜間に漁港等の照明周りに群れて居るアジです!!照明が当たっている部分や照明の切れ目などにキャストして、ワームを引いてくるとアジが喰いついて来ます
。この時に、リールを巻く速度を変えて見たり、沈める深さを変えて、いろいろな棚を探ってみると釣果が上がります。夜間の照明周りなら、表層から段々と棚を深くしていくといいと思います。アジだけでなくメバルやシーバス等も掛かることが有ります。
サバもルアーで専門に狙う人は少ないですが、ルアー入門には最適な魚です!
秋になると日中でも、漁港内や堤防の周辺等で、サバが小魚を追ってナブラが立っていることが有ります。この時に、ナブラ周辺にメタルジグを、キャストしてやると高い確率でサバが釣れます。それほどルアーも選ばないので、餌にしている小魚とルアーの大きさを合せるくらいで、全然問題有りません。大型青物を狙ってジギングをしているが、なかなか釣果に恵まれない時など、いい練習相手になってくれます。
アタリはしっかりと手元に伝わってくるので、ほとんど向こう合わせで針掛かりしてくれます。サバの群れの中に、サゴシやヤズなどが混じっていることも有るので、余りライトなタックルよりも多少強めのタックルをお勧めします。
サビキ釣りで釣る場合に、釣り場の足元の水深が有り、アジが堤防際まで回遊して来る場所なら、リールも一緒にセットで売られているパックロッドでも可能です。
また、釣れているアジが豆アジ程度のサイズのアジの場合、ちょい投げ程度で釣れるようであれば、ウキを付けて投げて釣ることがパックロッドでも出来ます。
子供や家族と一緒に釣りに行くときは、取りあえずパックロッドでも充分に楽しめると思います。
しかし、ウキを付けた「かご仕掛け」で遠投する場合や、釣れているアジのサイズが中アジ以上の大きさの場合には、それなりのタックルを用意する必要が有ります。
かご仕掛けで遠投すると思ったよりも、巻き上げ時に水の抵抗が有ります。
磯竿の3号を基準にして、釣れているアジのサイズが小さければ、2号を。釣れているアジのサイズが大きければ4号を、選べばいいと思いますが、3号なら問題なく使えると思います。出来れば、遠投用の竿のガイドが大口径になっているタイプを選んだ方がいいです
。飛距離も伸びますし、かご仕掛けに対応してあるので、遠投用の竿の方がパワーが有ります。
長さは、堤防からなら4m前後・地磯などで足場が悪かったり、手前に沈み根などが有り
、根を避けないと取り込みが出来ない場合は、長めの5m前後の竿を選べばいいと思います
。
リールは、足元で釣る場合やちょい投げ程度なら、さほど大きなリールは必要有りませんが、遠投する場合は、4000番~5000番程度はの大きさは最低有った方がいいと思います
。
私が、約30年位前に、ブラックバス釣りに熱中していた頃には、まだ、海の魚は、シーバスくらいしかルアーで釣れていませんでした。
その後、メバルを狙っていると、アジがメバルに交じって釣れる程度で、その頃は、アジングという言葉も無ければ、今のように専用のタックルもなく、トラウトロッドを代用して、アジやメバルを釣っていました。
今は、アジングやメバリングの専用ロッドが大手ツリグメーカー各社から出ているので
、その中から、選べば間違いないと思います。
参考として7g程度のルアーが投げれる程度の強さで、長さは7.5フィート前後が長すぎず、短か過ぎず使いやすいと思います。
リールは、アジング・メバリング用の専用のリールも有るので、そういったリールを使用するといいでしょう。
サバをルアーで狙う場合、初夏から夏にかけては、まだサバのサイズが小さいので、アジング用のタックルで問題と思いますが、秋になると、25~30cm程度までサバは成長します。また、サバの群れに青物が混じっていることも有るので、アジング用のタックルよりも強い、シーバス用の弱めのタックルやチヌ用のタックルなどがいいと思います。
20~30g程度のルアーが投げれるタックルが、お勧めです。
メタルジグは、10~30g程度のもので、いいと思います。
サビキ釣りは、市販のサビキ仕掛けが便利です。
サビキ仕掛けに、「おもり付きの撒き餌かご」や「ウキ」がセットになっている商品も有るので、始めてアジ釣りをする場合には、別々に買う必要が無いので、便利です。
釣れるアジの大きさに合わせて、サビキ針の大きさを選択します。大きめよりも小さめの方が釣りやすいと思います。
ウキと撒き餌かごのおもりの重さを合せて、購入します。撒き餌かごには、通常4~10号程度のおもりが付いているので、その重さに有ったウキを購入します。ウキに対して、おもりが重たいと、魚が釣れていないのに、ウキが沈んでしまいます。また、おもりが軽いとウキが立たずに横になったままになってしまい、アタリが分かりにくくなります。
アジが大きいのに、軽いおもりの撒き餌かごを使っていると、アジが掛かった時に、喰いあげてしまい、仕掛けがもつれてしまうことがあるので、釣れるアジの大きさに合わせて、おもりの重さを調節するといいです。
基本は「ジグヘッド」+「ワーム」のジグ単でアジを狙います。
ジグヘッドの重さは 「1g」前後が基本で、風の強さや水深やポイントまでの距離などで、ジグヘッドの重さを調節します。
ワームは釣れるアジの大きさに合わせて、サイズを調節します。
色はクリア系が基本になると思いますが、夜間はグロー(夜光)が有効だったり。海水の濁り具合により、クリア系よりもはっきりとした色の方が反応がいい時が有ります。
何色か揃えて、その日の状況に応じて使い分けていくと、釣果が伸びていきます。
また、「3g~10g程度の小型のメタルジグ」や「5cm程度の小型ミノー」などにも喰いついてきます。ジグ単以外でもアジは釣れるので、いろいろと試してみてください。
風が強い時や、遠投が必要な時は、「アジング用の飛ばしウキ」や「アジング用のシンカー」を使って狙うことが出来ます。
アジングだけでもいろいろな狙い方が有るので、自分の好みや行く釣り場に有った狙い方を見つけ出すのも、アジングの楽しみの一つだと思います。
サバを狙う場合、基本はメタルジグで、ナブラや回遊して来そうな場所で、サバの回遊待ちします。カラーはそれほど選ばないと思いますが、メタルジグが大きめよりも小さめの方が、サバの喰いはいいと思います。ナブラや回遊場所に届く範囲で、小さめのメタルジグを選んだ方が釣果は伸びると思います。
ジグ単(ジグヘッド+ワーム)でも狙えますが、どうしても、メタルジグに比べると飛距離が出ないので、遠くのナブラを狙う場合に届かなかったりするし、サバの回遊待ちをする場合にも、メタルジグの方が飛距離が出るので、広い範囲で回遊待ちが出来ます。
ジグ単を使用するのは、サバがメタルジグに反応しない場合や、サバが堤防近くを回遊している場合などに限られると思います。
「アジング用の飛ばしウキ」や「アジング用のシンカー」等を使った方が、ワームでサバを狙う場合には有効だと思います。
冷凍アミエビを撒き餌に使います。
釣具屋では、すぐに使えるように、あらかじめ冷凍庫から出してある、溶かしアミも売っています。
集魚剤等があらかじめ混ぜてあり、常温で保存してあるチューブなどに入っている撒き餌も有ります。短時間出掛ける時やすぐに使いたいときにはとても便利です。
日本各地の沿岸にすみ、水深5~150mほどのところを群れて回遊しています。
幼魚のころは、動物プランクトン(アミやオキアミ、エビやカニの幼生など)を主に食べていますが、体長20cm位に成長すると、動物プランクトンのほかに、カタクチイワシやキビナゴなどの小魚も好んで食べるようになります。その為、小形のミノーやメタルジグで釣れる事もしばしば有ります。
生息環境の違い等により、体高があって、体色が黄色っぽくなったアジとややスマートで黒っぽい体色のアジが居ます。
産卵は春から夏にかけて行われて、ふ化した幼魚は内湾に入って夏を過ごし、水温の下がる秋の終わりころから、沖の深場へ移動していきます。
一般的には、10~15cmクラスを小アジ、20cm前後を中アジ、30cm以上を大アジと呼んでいるが、成長すると、最大で40~45cmに達します。
アジの体側には、ゼンゴと呼ばれるトゲ状のウロコがあるのが特徴です。
口は、突き出している部分が薄い膜状になっているので、この部分に針が掛かると、膜が破れて、口切れすることが有ります。
サバはスーパーで普通に販売されている馴染みの深い魚ですが、マサバとゴマサバの2種類が居ますが、余り区別はされていません。
マサバは樺太以南に分布していますが、ゴマサバは本州中部以南に分布しています。
初夏の頃から、小アジに交じって釣れ始め、秋には25~30cm前後まで成長しますが、そのまま沿岸に居つくことは少なく、大きくなると、沖合いを回遊するようになります。
サバの生き腐れとも言われほど鮮度の落ちやすい魚ですが、サバ節が作られるほど、うまみ成分が多い魚です。市販されているサバよりは小型ですが、干物にするとおいしく食べることが出来ます。
青物らしく良く引く魚で、秋頃に釣れる25cm程度のサイズでも、ライトタックルで釣れば充分に引きを楽しむことが出来ます。
アジやサバを狙っていると、アジ・サバ以外にもいろいろな魚が釣れますよ!
秋から冬にかけて大群で接岸し、数釣りも可能です!
秋から冬にかけて接岸し、サビキ釣りの対象魚になります。
コノシロが接岸すると、大型のシーバス(スズキ)がコノシロを追って接岸して来る(シ-バスのコノシロパターン)ので、コノシロの接岸時期と場所を知っていると、シーバスフィッシングにも役に立ちますよ!