カレイは、秋から冬の時期に産卵のために接岸してきます。
冬になると、お腹に卵を持ったカレイがスーパーなどで販売されていて煮付けや唐揚げなどにすると、とても美味しい魚です。
ウロコは小さくて取りやすく、小骨などもなく、血もほとんど出ないので、魚を捌くのが初めての人にも簡単に捌くことが出来ます。
カレイ料理の定番で、ウロコを取り、内臓を取り除けば、下処理は完成です。
魚の大きさに応じて切り分けて、煮るだけなのでとても簡単です!
骨離れが良くて、柔らかい優しい白身に、だし汁が染み込んで、子供からお年寄りまで、誰にも好まれる味です。
体長20cmくらいまでの大きさの小さいカレイは干物にすることが出来ます。
カレイは身が柔らかい魚なので、干して水分を抜くと、身が締まって崩れにくくなります。
味も凝縮されてうま味が増して、美味しくなりますよ!
カレイは、魚のお腹を下にして、目が右側に付いています。
例外はヌマガレイで、ヌマガレイはカレイですが、大半が左側に目が付いています。
ヒラメは、魚のお腹を下にして、目が左側に付いています。
シタビラメは、標準和名をクロウシノシタ といいますが、地方によって呼び名が違う場合が有ります。
私が住んでいる山口県などでは、「レンチョウガレイ」という名称でスーパーなどで販売されています。
フランス料理などのムニエル・やフライの材料にも使われる高級食材です。
シタビラメの名前の通り、魚のお腹を下にして、目が左側に有りますが、ヒラメとは別の種類の魚です。
フランス料理の材料として使われる、シタビラメですが、体長20cm前後の小型のものが、お手頃な値段でスーパーなどで販売されているので、一夜干しにしてみました。
干物にするには、余り大きな物よりも、これくらいの物の方が、乾きも早くて向いています。
小さくても、シタビラメ!! 干物にしてもとても美味しいですよ!
レンチョウなどの名称で販売されている舌平目は、比較的、お手頃な値段で販売されていますが、フランス料理にも使われている魚です。
淡白な白身で、ムニエルやフライなどの料理に良く合います。
カレイは、晩秋の頃になると産卵の為に、岸近くまで接岸してきます。
冬に産卵を行い、春頃に、産卵後の体力を回復するために、餌をよく食べます。
岸壁や砂浜などで、投げ釣りで釣ることが出来ます。
寒い時期の釣りで、そんなに沢山は釣れませんが、50cm近い大物が釣れることも有りますよ!