初夏から夏頃の時期に釣れるキスは小型のピンギスが多いですが、早春や秋には20cmを超えるキスも釣れます。
キスも20cm以上有るものは、お刺身にして食べることが出来ます。
下処理をした後、大名おろしで3枚におろしていきます。
3枚におろした後は、腹骨をすき取り、皮を引いて、小骨を抜いて、切り分けていきます。
キスの下処理
①ウロコ落としや包丁の背を使い、尾から頭の方へ動かして、ウロコを取ります。
キスはうろこが乾燥しているとうろこが取りにくいです。
②腹びれの下から、包丁を入れて頭を切り落とします。
塩焼きや南蛮漬けにする場合は、頭は付けたままでもいいです。
③お尻のアタリから頭側に向かって包丁を入れて内臓を出し、腹の内側をよく洗います。
キスの大名おろし
魚の中骨に平行で背骨ギリギリのところに包丁を入れます。
包丁の刃先ではなく、根元側の方が力が入れやすくなります。
包丁の角度を変えることなく、背骨に沿って魚の尾の付け根まで一気におろしていきます。
よく切れる包丁を使えば簡単に出来ます。
④頭側から尾に向かって、中骨に包丁を当てておろしていきます。
反対側も同様におろします。
⑤3枚おろし(大名おろし)の完成です。
中骨もカラッと揚げると、骨せんべいに出来ますよ。
お刺身にします
⑥3枚におろした身の腹骨を、包丁を寝かしてすき取ります。
⑦尾の付け根に包丁を入れて、皮を引っ張って、キスの皮を取り除きます。
包丁を動かすと皮が切れてしまうので、包丁は固定したまま皮を引っ張ります。
⑧身の真ん中に有る小骨を骨抜きを使って抜き取ります。
左手の親指と人差し指で小骨の位置を確認して、骨抜きで抜いていきます。
⑨キスの身を包丁で削ぎ切りにします。
糸造りにする場合は、細長く切っていきます。
キスのお刺身
お皿に付け合わせの野菜などと一緒に盛り付ければ完成です。
他のキス料理は・・・
キスを釣ってみませんか?
キスは、これまで魚釣りの経験の無い初心者の方や女性・子供でも簡単に釣れる魚です。
初夏から初秋頃が釣りやすく、各地の岸壁や砂浜などで狙うことが出来ます。
この時期なら、遠投する必要も有りません。
リールと竿がセットになったパックロッドなどの簡単な道具で狙うことが出来るので、高価な釣り具も必要有りません。
釣り入門にうってつけの魚ですよ!!
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