水深5m前後の砂地で狙います。
真水を嫌うので、大きな川の周辺では余り釣れません。
キス釣り・投げ釣りやエギングをしていると、イイダコが釣れることが有るので、こういった場所で、秋のシーズンに狙うといいと思います。
それほど、専門に狙っている釣り人が居ないので、余り情報は出て来ません。
下関市
あるかぽーと・岬之町・東大和町・福浦港・荒田港・ひこっとらんどマリンビーチ・武久川河口部・綾羅木川河口部・吉見漁港・吉母漁港・室津下漁港・涌田漁港など
山陽小野田市
宇部市
北九州市
散乱の準備のために浅場に移動してくる9月から11月中が釣りやすいシーズンで、12月のシーズン後半になると、卵がいっぱい詰まったイイダコが釣れてきます。
北海道南部から九州まで全国各地の湾内に多く生息しています。
砂地を住処にしていますが、ヘドロ底にはほとんど生息していません。貝殻が散乱している砂地を好みます。
イイダコはマダコ同様に、真水を嫌うので、大きな川の周辺には余り居ません。大雨などが続き、真水が湾内に大量に流れ込んでくる年は、余り釣れません。
イイダコは体長20cm程度の小型のタコで、秋頃から水深5m前後の砂地で釣れ始めます。
秋以外にも、キス釣りや投げ釣りをしていると、釣れて来ることが有ります。
イイダコは、目と目の間に四角い金色の班模様が有るので、マダコとの識別が出来ます。
サザエやニシなどの貝殻に産卵を行い、ふ化するまで卵の傍にいて、卵を外敵から守っています。
産卵期のイイダコには胴体の中に米粒のような卵が詰まっています。
イイダコ用のテンヤを投げて、海底をゆっくりと引きづっていきます。
途中で止めて、イイダコのアタリを待ったり、止めた時に、竿先を小刻みに上下させてイイダコテンヤを動かして誘いを入れたりします。
イイダコが掛かると、竿先に重みを感じますので、すぐに合わせを入れずに、一呼吸置いてから合わせを入れ、ゆっくりとリールを巻き上げていきます。
リールを早く巻くと、身切れしてバレてしまいます。
魚のようにアタリは有りませんので、ビニール袋や藻が引っ掛かったように重くなるのがイイダコが掛かった時の様子です。
一か所にまとまって居ることは少ないので、出来るだけ広い範囲を投げ分けていくと、釣果が伸びます。
専用のタックルは有りませんが、リールがセットされたパックロッドでも大丈夫ですし、他の釣りをされる方は、エギングや軽めのシーバスタックルや短めの投げ竿などで大丈夫です。
使用するテンヤの重量に合わせてタックルを選んでください。
長めの竿よりも短めの竿が疲れにくいので、おススメです。
イイダコ用のテンヤを使用します。
テンヤに陶器などで出来た白やピンクなどの餌の代わりになるものが付いたテンヤが有るので、それを使用するといいと思います。
最近は、イカ釣り用の餌木を改良したものも有ります。
白いものを好むので、ラッキョウや豚の白身などをテンヤに付けます。
あらかじめ、テンヤに白やピンクの陶器などが付いているものは餌は不要です。
最近では、イカ釣りの餌木を改良したものも有ります。