マゴチをバラして、フグ１匹

　砂浜付近は釣り人も居なくて、どこでも釣りが出来て、釣り場に困ることはないが、波止場の先端辺りは、アオリイカ狙いの釣り師で釣り場は無くなっている。

　これでは、イカよりも釣り師の方が多いくらいだと思う。

　そういった理由で、土、日曜日はアオリイカ狙いは止めて、釣り場に困らないサーフでの釣りをメインにしている。

　サーフでのヒラメ狙いは、多分１か月釣り続ければ（週２～３回程度）約１匹満足のいくサイズのヒラメかマゴチが釣れる。

　今までの釣行では、その程度の釣果しか得られていないが、１日に何匹も釣れるような魚でもないと思っている。

　そんな訳で、今日もさほど釣果を期待せずに、釣れればラッキー！！といった感じで出かけて行った。

　約１時間程度の時間しかないので、テンポを上げて効率よくいろいろな場所へルアーをキャストしていくと、水深1ｍ程度の浅場で、ルアーを弾いていくような当たりが有ったが針掛かりしなかった。

　投げる位置とルアーを変えて、当たりが有った場所に何度か投げ続けると、再びルアーを弾くような当たりが有り、針掛かりしなかったが、そのままルアーを巻き続けていくと、ルアーを茶色い約30ｃｍ程度の魚が追いかけているのが見えた。

　すると、もう一度ルアーに襲い掛かってきて、合わせをいれると、今度は針掛かりした。

　「やった！！」

　と思ったが、竿先を２～３秒震わせた後、バレてしまいキャッチ出来なかった。

　多分、サイズはさほど大きくは無いが、マゴチだったと思うと残念でならない。

　当たりが何度あるような魚ではないので、バラした時のショックは大きい。

　その後、同じ場所に何度もルアーをキャストするが、再び当たりが有ることはなかった。